triumph trident 660 購入 story 2

story

トライデントを購入したいきさつです。

2 オートバイ選び

 前回に続いてですが、購入するオートバイ選びになります。期間としては、令和2年の秋ころから令和3年の2月にかけての頃になります。


 大型車両と決めてから、それもリッター未満で車両重量200キロ未満の車。
 購入を考え出して、最初のターゲットとなったのは、CB650Rです。当時、まだ発売されておらず、試作品の感じから「これはカッコ良い」と思ったのです。車重は、ほんの少し200キロを超えていたのですが、許容できる範囲でした。


 何がカッコ良いいかと感じたかは、斬新なネイキッドスタイルに取り付けられたマフラーの形状と全体の雰囲気です。エンジンから出た4本のマフラーが同一方向に均等に流れ集合マフラーとなっている形状、そして、その終端が車体中央下部でカットされている斬新な排気口、そして、テールライト・ウインカー及びナンバープレートが短くカットされたタイヤカバーと一緒に独立して、スイングアームから伸びて取り付けられている形状など、久方ぶりに新型オートバイを見た私にとって、欧州を感じさせる大変魅力的なものでした。


 そうして期待した中で発売されたものの、スペック的に何の問題はなかったのですが、シート、テールの後方形状が試作品と異なっており、私の個人的な感想だけなのですが、全体的なバランスに不満を感じてしまいました。


 そこから、次に何かあるかと探したところ目についたのが、ヤマハXSR700、900及びMTー07、09です。
 両型とも、エンジンについては同一であり、車重についても上位排気量が200キロを切っておりました。


 そうして、700を選ぶか900か、それとも、XSRかMTかという選択になります。
 私自身の好みになりますが、昔から4サイクルエンジン2気筒の感じ、特に音について良い感情を持っておりません。ハーレー、ドカなみは別物ですが、国産2気筒エンジンに「なかなか納得のいく音やフィーリングを出してくれる車両がないなあ」と思っております。「マフラーを変えたらいいんじゃあない」と言われればそうかもしれませんが、個人的にマルチエンジンが好きなのかもしれません。


 そうなってくると、3気筒マルチエンジンのXSR900かMT-09の2択になります。
 XSRの売りは、ネオレトロでオシャレに街中を乗り回すのに絶好のスタイル形状で、小ぶりな感じで取り付けられた丸めLEDのテールライトがとってもお洒落で魅力的でした。


 MTについては、XSRと同一エンジンであり、異なるのは、XSRより斬新な形状とスポーティーさを求めているというところで、テール形状が、CB650Rの試作と同様のスイングアームから伸びてくる分離型とでも言いましょうか、そういった形状のところが魅力的でした。
 また、XSRは特別仕様で往年のレーサーであるケニーロバーツが乗っていたころのタンクカラーやオプションでRZカラーにすることができるなど心を揺さぶるものがありました。


 しかし、MT-09のSPを見た時、サスペンションに変更が加えられ、よりスポーティーになってることなどが魅力的に写り、値段については、予定より10数万円オーバーするものの「これかな」と思っていました。

 次へ続く

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